こんにちは、ゆうペイです!
この記事は、クレジットカードの支払いに苦しんで、もうカード生活をやめたいと思っている人に向けた話です。
カードで払うようにしてから、毎月の請求が思ったより多い。リボ払いの残りが、なかなか減らない。
そんな状態が続くと、カードそのものが嫌になってしまいますよね。
心の声
毎月のカードの請求が苦しい。リボ払いの残りも減らないし、もうクレジットカード生活をやめたい。

その気持ち、わかります。
でも、苦しくなった原因は、カードではなく使い方にあります。
📝 このサイトと、この記事について
このサイト「職人、辞める前に」では、建設業の職人を辞めたい人に向けて、辞めたあとにお金で困らないための準備をお伝えしています。
その準備の1つとして、クレジットカードで払って、何にいくら使ったかを自動で残す家計の管理をすすめています。
この記事は、そのクレジットカード生活に苦しんで、もう抜け出したいと思っている人に伝えたい考え方です。
仕事を辞めようと考えている人は、とくに辞める前に読んでおいてください。
仕事を辞めると、次の給料が入るまで収入が途切れたり減ったりしやすく、新しいカードも作りにくくなることがあります。
リボ払いの残りがあれば、少ない収入の中から、手数料と一緒に払い続けることになるからです。
☝️結論から言うと、カードを全部解約するのではなく、困らない使い方に変えます。
1回払いだけで使い、リボ払い・分割払い・キャッシングは使わない。使った額は、家計簿アプリで毎週見る。
すでにリボ払いの残りがある人は、新しく使うのを止めて、生活費と毎月の支払いに必要な分を残したうえで、手数料の高いものから先に返します。
それでも使いすぎが止まらない人は、普段の支払いをデビットカードや前払いのカードに替えても大丈夫です。
👉 リボ払いや分割払いの残りがある人は残りがある人の返し方から、今月のカード代が払えない人は相談先から、先に読んでください。
この記事では、カードの支払いが苦しくなった人向けに、
- クレジットカード生活が苦しくなる理由
- カードを全部解約する前に考えておくこと
- 困らない使い方に変える4つの手順
- リボ払いや分割払いの残りがある人の返し方
☝️を、日給や手渡しの給料など、職人の働き方に合わせてお伝えします。
カードのアプリを開ける状態で、読んでみてください。
クレジットカード生活が苦しくなる理由
まず知っておきたいのは、カードを使ったからといって、収入が増えたわけではないということです。
カードは、固定費や毎日の買い物の払い方を、現金からカードに置きかえるだけです。


それなのに、財布の現金とは別にカードでも買える気がして、買い物できる枠が広がったように感じてしまいます。
カードと現金の二刀流になった気で、気が大きくなって使いすぎてしまう人も少なくありません。
もう1つ知っておきたいのは、カードで払うと、代金はカード会社がいったん立て替えて、あとから自分が払う仕組みだということです。
払い終わるまでのあいだは、カード会社にお金を借りているのと同じです。
1回払いなら、カード会社が決めた支払日にまとめて全部払うので、借りている期間は短く、手数料もかかりません。
苦しくなるのは、払い終わるまでを長くする使い方をしたときと、1回払いでも払える額を超えて使ったときです。
リボ払いは、残りが減りにくい
中でもリボ払いは、毎月の支払いが小さく見えるので、苦しくなっていることに気づきにくい払い方です。
例として、30万円分の買い物をリボ払いにして、借りた分(元金)を毎月1万円ずつ返す場合を数えてみます。
毎月払う額は、この1万円に手数料を足した額です。
毎月1万円ずつ返していても、同じだけリボ払いで使い足していれば、手数料を払うだけで、リボ払いの残りは減りません。
毎月の支払いが小さく見えるのは、そのぶん払い終わるまでが長くなっているからです。
カードによっては、店で1回払いを選んでも、自動でリボ払いになる設定があります。
たとえば、三井住友カードの「マイ・ペイすリボ」や、楽天カードの「自動リボ払い」です。
設定した覚えがない人も、一度カードのアプリで確かめておくと安心です。
カード代の払い忘れは、記録に残る
もう1つ困るのが、カード代を払う口座にお金が足りず、引き落とされなかったときです。
カードやローンの支払いの記録は、信用情報(カードやローンの契約や、支払いの記録をまとめたもの)として残ります。
この記録は、新しくカードやローンを申し込んだときに、審査で見られます。
支払いが61日以上遅れたときなどは「異動」という記録になり、契約中と、契約が終わってから5年間残ります。
払い終わったあとも記録は消えないので、払い忘れを起こさない仕組みを、先に作っておきます。
カードを全部解約する前に、考えておく3つのこと
「もうカードはこりごり」と、全部解約したくなる気持ちもわかります。
でも、仕事を辞めるつもりがあるなら、カードを全部解約する前に、次の3つを考えておきます。
だから、家計に使うクレジットカードは1枚だけ残して、困らない使い方に変えるのがおすすめです。
使わないカードを減らして1枚にしぼる手順は、こちらにまとめています。
👉 クレジットカードと銀行口座は、辞める前に整理しておこう。職人が支払いをまとめて、使わない分を解約する手順
それでも、クレジットカードだとどうしても使いすぎてしまう人は、普段の支払いをデビットカード(使ったその場で口座から引かれるカード)や、前払いのカード(先に入れた分だけ使えるカード)に替えても大丈夫です。
その場合も、クレジットカードは1枚だけ残して、スマホ代や電気代のような毎月決まった支払いだけに使います。
普段の買い物でうっかり使わないように、スマホのウォレットからは外しておきます。
前払いのカードから始める方法は、こちらでくわしくお伝えしています。
👉 使いすぎが怖い人の始め方
困らない使い方に変える4つの手順
カードを残すと決めたら、次の4つの手順で使い方を変えます。
まずは今日、カードのアプリを開いて、①の今の設定を確かめるところから始めましょう。変える手続きは、カード会社の案内に沿って進めます。
① カードのアプリで、設定を確かめる
まず、カードのアプリ(または会員ページ)を開いて、次の4つを確かめます。
🔍 カードのアプリで確かめること
・自動でリボ払いになる設定:1回払いを選んでも自動でリボ払いになる設定(三井住友カードの「マイ・ペイすリボ」、楽天カードの「自動リボ払い」など)になっていたら、解除します
・キャッシングの枠:使わないなら、カード会社に連絡して減らします。減らし方はカード会社ごとに違うので、アプリや会員ページの案内で確かめます
・カード代の払い方:払込用紙で払っている人は、口座からの引き落としに変えます。払いに行く手間がなくなり、払い忘れを防げます
・使ったときのお知らせ:使うたびにアプリやメールにお知らせが届く設定があれば、入れておきます
自動でリボ払いになる設定を解除しても、それまでにリボ払いになった分は、払い終わるまでリボ払いのまま続きます。
残りがある人は、リボ払いや分割払いの残りがある人へも読んでください。


② 払い方は、1回払いだけにする
店やネットで払うときは、いつも1回払いにします。
分割払い・リボ払い・ボーナス払いは使いません。
1回払いなら、使った分はカード会社が決めた支払日にまとめて払うので、手数料はかかりません。
1回払いで払えない買い物は、今の家計では買えない買い物です。
今は払えないけれど欲しいものは、カードで先に買わずに、お金を貯めてから買います。
寮を出るときの部屋の費用や、引っ越しの家具や家電も同じです。
リボ払いや分割払いで払う前に、いくら必要かを先に数えて、寮にいるうちに貯めておきます。
👉 寮を出たいのに初期費用がない職人へ。部屋を借りるお金の減らし方と、寮にいるうちの貯め方
③ 毎月カードと現金で使う額の上限を決める
カードの「利用可能額」は、カード会社が立て替えてくれる上限です。使っていいお金の額ではありません。
毎月カードと現金で使う額の上限は、自分の手取りから決めます。
目安は、毎月の手取りの8〜9割で暮らして、残りを貯めることです。
手取りから、貯める分(1〜2割)と、家賃のように、カードを通さずに口座から払う支払いと、すでにあるリボ払いなどの今月の返済(手数料や利息も込み)を先に引きます。
残った額が、カードと現金で使っていい額の上限です。
日給など、働いた日数で給料が変わる人は、雨などで出勤が少なかった月の手取りで決めます。
多い月に合わせると、少ない月にカード代が払えなくなります。
④ 使った額を、家計簿アプリで毎週見る
使った額を見ないまま月末を迎えると、請求が来てから驚くことになります。
カードを家計簿アプリにつないでおけば、使った額が自動で残るので、週に1回、日曜の夜などに、カードと現金で使った額を合わせて見ます。
上限まであといくら使えるかを確かめて、近づいたら、その月の残りに使う額を決め直します。
家計簿アプリにカードをつなぐ方法は、こちらにまとめています。
👉 現金からキャッシュレスに変える3つの手順
🔎 職人なら、ここも決めておく
・日払いや手渡しで給料を受け取る人は、受け取ったら早めに、カード代を払う口座に入れます。入れ忘れると、引き落としの日にお金が足りず、払い忘れの記録が残ることがあります
・仕事の道具や材料を自分で買う人は、家の買い物と混ぜないように、仕事用の口座やカードで分けて払います。混ざると、家でいくら使ったかが分からなくなります
リボ払いや分割払いの残りがある人へ
すでに残りがある人は、次の順番で進めます。
仕事を辞める前の、給料があるうちに進めた分だけ、辞めたあとの毎月の支払いが軽くなります。
多めに返す方法や、まとめて返す方法は、カード会社ごとに違います。
分割払いは、少しずつ多めには返せず、買い物ごとに残りをまとめて返す形のカード会社もあります(三井住友カードなど)。
カードのアプリや会員ページで確かめて、わからなければカード会社に電話で聞きます。
ただし、貯金を全部使って返すと、仕事を辞めたあとの生活費が足りなくなります。
辞めたあと毎月いくら必要かを先に数えて、その分を残したうえで、返す額を決めます。
👉 仕事を辞めるなら貯金はいくら?辞めたあと毎月いくら要るか、職人が辞める前に数える方法
📞 毎月の支払いが難しい人の相談先
毎月の支払いが手取りで払いきれない、別のカードやキャッシングで返している、という状態なら、一人で抱えずに相談します。
借金を整理する方法(債務整理)には、法律で決まった手続きもあります。
・日本クレジットカウンセリング協会(公益財団法人):クレジットカードや消費者ローンの借金の相談を、無料で受けています(電話 0570-031640)
・法テラス:借金などの法律の困りごとで、相談できる窓口を案内しています(サポートダイヤル 0570-078374/平日9〜21時・土曜9〜17時、祝日・年末年始を除く/案内は無料で、通話料はかかります)
・金融庁「多重債務についての相談窓口」:住んでいる地域の相談窓口や、弁護士・司法書士の団体の連絡先がまとまっています
カードの使い方を変えないまま仕事を辞めると、困ること
リボ払いや使いすぎをそのままにして仕事を辞めると、次のようなことが起きやすくなります。
まとめ:クレジットカードは、全部解約する前に使い方を変えよう
- カードを使っても、収入は増えない。苦しくなる原因は、カードではなく使い方(リボ払い・分割払い・キャッシング・使った額を見ないこと)
- 全部解約する前に、家計用の1枚は残す。仕事を辞めたあとは新しくカードを作りにくく、リボ払いや分割払いの残りは辞めても続く
- 困らない使い方に変える4つの手順。カードのアプリで設定を確かめる → 1回払いだけにする → 毎月カードと現金で使う額の上限を決める → 家計簿アプリで毎週見る
- 残りがある人は、新しく使うのを止めて、生活費と毎月の支払いに必要な分を残したうえで、手数料の高いものから先に返す。返せないと感じたら、一人で抱えずに相談する
- 使いすぎが止まらない人は、普段の支払いをデビットカードや前払いのカードに替えてもいい
カードは、使い方を決めておけば、何にいくら使ったかを自動で残してくれる道具になります。
使う額の上限を決めて毎週確かめる習慣は、仕事を辞めても辞めなくても、お金の管理を楽にしてくれます。
☝️今日やることは1つだけです。
カードのアプリを開いて、自動でリボ払いになる設定と、キャッシングの枠を確かめる
リボ払いや分割払いの残りがある人は、残りの額と手数料の率も、メモしておきます。
👉 今の準備に合わせて、次に読む記事
・カードを1枚にしぼる人は、
クレジットカードと銀行口座は、辞める前に整理しておこう。職人が支払いをまとめて、使わない分を解約する手順
・前払いのカードやデビットカードから始める人は、
お金が貯まらない現金派の職人へ。辞める前に、支払いを現金からキャッシュレスに変える理由と手順
・辞めたあと毎月いくら必要かを数える人は、
仕事を辞めるなら貯金はいくら?辞めたあと毎月いくら要るか、職人が辞める前に数える方法
・給料が足りなくてカードに頼っている人は、
転職活動は辞める前?辞めてから?職人が在職中に始めて分かる、自分の値打ち



カードは、使い方を決めて使えば、強い味方になります。
まずはアプリで、自動でリボ払いになる設定を確かめてみましょう。
辞める前の準備は7つにまとめているので、できるところから始めてみてください。
👉 辞める前の準備7つを見る
2026年10月時点の公式ページなどをもとにしています。手数料の率や設定の名前、相談先の受付時間は変わることがあるので、使う前に各社・各窓口の案内で確かめてください。
- 三井住友カード「リボ払い・分割払い」(リボ払いの手数料は実質年率18.0%・残りの額に日割りでかかる)・リボ払いの手数料率の改定の案内(2026年3月31日から15.0%→18.0%。入会時にリボ払いの枠がなく、3月31日以降に初めて枠を設定した人も改定後の率。3月30日以前に入会し、同日までにリボ払いの枠が設定されたカードは15.0%。旧SMBCファイナンスサービス発行のカードやOliveフレキシブルペイなど一部は対象外)・「支払い方法」(1回払いは毎月15日締め・翌月10日払いなど)
- 三井住友カード「分割払い」(3回払いは実質年率14.70%・12回払いは17.69%・2回払いは手数料なし・早く返す「臨時のお支払い」は残りの全額をまとめて払う場合だけ〈利用ごと〉)
- 三井住友カード「1回払いで買物したのにリボ払いになっていますが、なぜですか?」(「マイ・ペイすリボ」の設定があると、1回払いを選んでもリボ払いになる・取り消す前のリボ払いの残りは引き続きリボ払い)
- 三井住友カード「キャッシングリボご利用ガイド」(一般のカードの利率は、ご利用枠5万〜90万円で実質年率18.0%・100万〜300万円で15.0%)・「クレジットカードのキャッシング枠とは?」(枠を減らす方法や条件はカード会社ごとに違う・一般的にはカードデスクへの電話で減らす申請ができる)
- 楽天カード「リボ払い」(リボ払いの手数料は、楽天カードなどが実質年率17.64%・楽天プレミアムカードなどが15.00%)・「自動でリボ払い」(1回払いを選んだ分が自動でリボ払いになる・楽天e-NAVIやアプリで登録と解除ができる・リボ払いになった分はもとの払い方に戻せない)
- CIC「信用情報の内容と保有期間」(クレジット情報は契約中と契約終了後5年間・支払状況の項目に「異動(延滞・保証履行・破産)の有無」)・「信用情報の利用目的」(会員会社が、新しくクレジットやローンの申し込みを受けたときなどに確かめる)・「開示報告書の項目」(異動=61日以上または3か月以上の支払いの遅れ〈延滞〉・保証会社が返済したもの・破産)
- 金融庁「多重債務についての相談窓口」(財務局の窓口・法テラス・日本弁護士連合会・日本司法書士会連合会・日本貸金業協会・日本クレジットカウンセリング協会など)
- 日本クレジットカウンセリング協会(公益財団法人・クレジットカードや消費者ローンの借金の相談・電話相談とカウンセリングは無料)・「お問い合わせ先一覧」(多重債務ほっとライン0570-031640)
- 法テラス「法テラス・サポートダイヤル」(0570-078374・平日9時〜21時、土曜9時〜17時〈祝日・年末年始を除く〉・利用料は0円で通話料はかかる)
- 割賦販売法(e-Gov法令検索)(30条の2=カード等を交付するときは、原則として年収・預貯金・債務の支払の状況・借入れの状況などを調べる)
- クレディセゾン「クレジットカードの解約方法は?」(解約すると残高を一括で請求されることもある)
- JCB「クレジットカード解約時にチェック!」(解約後に未払い分の一括請求を求められるケースがある)
※リボ払いの例の数字は、手数料を年18.0%とし、毎月の残りの額×18.0%÷12で数えたこのサイトの目安です。実際の手数料は、カード会社の計算方法(日割りや月ごとの計算など)で変わります。








