クレジットカードと銀行口座は、辞める前に整理しておこう。職人が支払いをまとめて、使わない分を解約する手順

ゆうペイが、何枚かのカードを1枚にまとめて銀行口座へつなぐ流れを、手で示している

こんにちは、ゆうペイです!

この記事は、職人を辞めたいと考えている人に向けて、辞めたあとにお金で困らないように、クレジットカードや銀行口座を辞める前に整理しておくことをすすめる話です。
クレジットカードや口座がいくつもあると、毎月どこから何を払っているのか、自分でも分からなくなってきます。

辞めてから次の給料が入るまでのあいだも、支払いは毎月続きます。

💡辞める前に、普段使うカードと口座を決めて支払いをまとめておくと、毎月いくら出ていくかをつかみやすくなり、不要な支出を抑えることにもつながります。

💭

心の声

カードも口座も増えすぎて、毎月いくら払っているのか分からない。

買い物時のポイントバックやキャンペーンにつられて増えがちなクレカ・・・わかります。
転職でバタバタする前にスッキリまとめておきましょう。

☝️結論から言うと、辞める前に、普段の支払いは残すクレジットカード1枚に、カード代や口座からの引き落としはメインの銀行口座にまとめます。
家賃などで指定された口座は、そのまま例外として残します。

支払いをメインに集約し、移した先で払えたのを確かめてから、使わないカードと口座を解約していきます。
※勢いにまかせて先に解約するのは避けましょう

🗂 辞める前に、カードと口座をまとめておく理由

💳

カードの申し込みは、勤めているうちのほうが進めやすい

カードを作るとき、カード会社は申し込んだ人の年収や貯金、借りているお金などから払える額を確かめるので、カードは全部解約せず、残す1枚は勤めているうちに決めておきます

🧾

辞めたあとに、自分で払う支払いが増えることがある

次の仕事までに間が空く人は、住民税や国民年金・国民健康保険の保険料を自分で払う形に変わることがあるので、払う口座とカードが決まっていると、払い忘れを防げます

📉

支払いが散らばっていると、生活費を少なく数えてしまう

辞めたあと毎月いくら必要かを数えるとき、別のカードや口座の支払いが抜けると、貯金が思ったより早く減るからです

👉 まとめる手順を見る

この記事では、カードや口座が増えて、支払いが分からなくなっている人向けに、

  • 残すカード1枚と、メインの口座の決め方
  • 支払いを移してから、使わないカードと口座を解約する手順
  • 辞めたあとも、残したカードと口座、メモで毎月の支払いを確かめる方法

☝️を、日給や寮など職人の働き方に合わせてお伝えします。
持っているカードと、通帳か銀行のアプリを手元に用意して読んでみてください。

📊 例:カード3枚と口座3つで払っていた人が、支払いをまとめると

😣 まとめる前

スマホ代

カードA → A銀行から引き落とし

電気代

カードB → B銀行から引き落とし

食費・日用品

カードA・カードB・店で作ったカードC・現金

家賃

C銀行から引き落とし(大家さんの指定)

毎月見るもの:カードの明細3つ・通帳3つ・現金のメモ

😊 まとめたあと

スマホ代・電気代・食費・日用品

メインのカードA → メインの口座(A銀行)から引き落とし

家賃

C銀行から引き落とし(指定なので、この口座は残す)

現金で払うもの

メモに書く

毎月見るもの:カードの明細1つ・通帳2つ・現金のメモ

※説明のための例です。カードBと店のカードC、B銀行の口座は、支払いを移したのを確かめてから解約します。

目次

辞める前に、支払いをまとめて、使わないカードと口座を解約する手順

手順は4つです。
①で書き出した支払いを、②で決めたカードと口座に③で移し、④で使わなくなったものを解約します。

① 持っているカードと口座を、払っているものと一緒に書き出す

まず、持っているクレジットカードと銀行口座を全部並べて、それぞれで何を払っているかを書きます。
今月の明細だけを見ると、年に1回の支払いや、しばらく使っていないカードの年会費が抜けるので、カード会社や銀行のアプリで、1年分くらいさかのぼって見ておきます。

📝 例:持っているカードと口座の書き出し表

スマホ代(毎月)

今:カードA(A銀行から引き落とし)

これから:メインのカードAのまま

電気代(毎月)

今:カードB(B銀行から引き落とし)

これから:メインのカードAに変える

食費・日用品

今:カードA・カードB・店のカードC・現金

これから:カードAにまとめる。現金で払うものはメモ

家賃(毎月)

今:C銀行から引き落とし(大家さんの指定)

これから:指定なので、C銀行に残す

車の保険(年払い・毎年3月)

今:カードB

これから:カードAに変える。払う月もメモ

カードC(店で作ったカード)

今:年会費あり・最近は使っていない

これから:支払いが残っていないのを確かめて、解約

※説明のための例です。カードの番号や暗証番号は書かず、「カードA」「家賃の口座」のように、自分で分かる呼び名で書きます。

書くのは、紙でもスマホのメモでもかまいません。
この書き出し表は、②から④でも使います。

🔎 職人なら、ここも書き出す

・寮費や道具代が給料から引かれている人は、給与明細の控除の欄で額を見ておく。自分の口座からは出ていかないので、カードの明細や通帳だけを見ていると抜ける

・日払いや手渡しで給料を受け取っている人は、現金で払っているものを別にメモしておく

・辞めたあとに一人親方など個人事業主として働く人は、仕事のお金を入れる口座とカードを、生活のものと分けておくと、あとで仕事の売上と経費を数えやすい

② 残すカード1枚と、メインの口座を決める

書き出したら、これから普段の支払いに使うカードを1枚決めます。
今持っているカードから選べばよく、特典のために新しく作る必要はありません。
銀行も、カード代や引き落としをまとめる口座を1つ決めます。

✅ 残すカード1枚と、メインの口座の選び方

💳

残すカード

スマホ代や電気代、普段の買い物にそのまま使えて、明細をアプリなどで見やすいもの。年会費や使う条件に無理がないかも見ます。国民年金の保険料もカードで払いたい人は、Visa・Mastercard・JCBなどのマークが付いたカードにします

🏦

メインの口座

カード代や、口座から引き落とす支払いをまとめる口座。給料や失業保険の振込先にも使える、本人名義の口座にします(失業保険の振込先は、一部指定できない金融機関があります)

📌

そのまま残すもの

大家さんや管理会社に家賃の口座を指定されている、勤め先に給料の振込先を指定されているなど、使う場面が決まっている口座

※2026年10月時点の日本年金機構とハローワークの案内より。失業保険の振込先に使えるかは、手続きのときにハローワークで確かめてください。

どのカードと銀行にするか迷ったら、カード・銀行・証券がつながる組み合わせで選ぶ方法を、こちらにまとめています。
👉 メインカードとメインバンクのおすすめは?職人が辞める前にそろえる、カードと銀行の組み合わせ

給料がメインとは別の口座に入る人は、給料日にメインの口座へお金を移すことも、書き出し表に書いておきます。

カードは、全部解約せずに1枚は残しておきます。
辞めたあとに新しくカードを作ろうとしても、カード会社は、申し込んだ人の年収や貯金、借りているお金などから払える額を確かめるので、勤めているうちのほうが申し込みは進めやすくなります。
部屋を借りるときやカードの申し込みで、勤め先や収入を見られる話は、こちらにまとめています。
👉 無職だと部屋は借りにくい?職人が辞める前に、住まいと住所を決めておく理由

③ 支払いを移して、移した先で払えたのを確かめる

残すものが決まったら、支払いを移します。
何を変えるかで、手続きをする先が違います。

🔁 移したいものと、手続きをする先

📱

スマホ代や電気代を払うカードを、メインのカードに変える

携帯会社や電力会社など、それぞれの支払い先の画面で、支払い方法を変えます

💳

カード代を引き落とす口座を、メインの口座に変える

カード会社の会員向けのページなどで、引き落とし口座を変える手続きをします

🏦

口座から直接引き落とされている支払いを、メインの口座に変える

その支払い先に、引き落としの手続きをし直します

カード会社で引き落とし口座を変えても、電気代を払うカードは変わりません。
「何の支払いを、どこへ移したか」を書き出し表に書いて、次の請求が、移した先のカードと口座で払えたかを確かめます。

新しい口座から引き落とされるようになる時期は、手続きのしかたや締め日で変わります。
カード会社の中には、新しい口座に変わったのを確かめるまで、前の口座を解約しないよう案内しているところもあります。

🔁 支払いを移してから、前のカードや口座をやめるまでの順番

支払い先や引き落とし口座を、メインに変える

↓

次の請求が、移した先のカードと口座で払えたのを確かめる

↓

前のカードや口座に、まだ払っていない支払いや入金の予定がないのを確かめる

↓

使わないカードと口座を解約する(④)

移しているあいだは、メインの口座のお金が足りているかも見ておきます。
引き落とし日の当日にお金を入れても、間に合わないことがあるので、引き落とし日の前の日までに入れておきます。
支払いが遅れると、信用情報(支払いの記録)に残り、放っておいたり繰り返したりすると、新しくカードを作れないなどの不利益につながります。

④ 支払いの残りなどを確かめてから、使わないものを解約する

支払いを移しても、使わないカードや口座が残ったままだと、確かめる明細の数は減りません。
残す理由がなくなったカードと口座は、確かめることを済ませてから解約します。

🔍 解約する前に確かめること

💳 カード

☐ 電気代やネットの料金など、カードの番号を登録して払っているものを、ほかのカードに移した

☐ 一括払い・分割払い・リボ払いなど、まだ払っていないカード代を確かめた(残っていると、解約したあとも口座から引き落とされるので、払い終わるまで口座にお金を残す)

☐ スマホに登録したカード(Apple PayやGoogle Payなど)を消した

☐ 家族カードや電子マネーなど、カードと一緒に使えなくなるものを確かめ、続けて使いたいものの扱いを決めた

🏦 口座

☐ 口座から引き落としている支払いを、メインの口座に移した

☐ 入金や返金の予定があれば、受け取る口座をメインの口座に変えた

☐ 残っているお金を、ほかの口座に移すか引き出すかを決めた(解約のしかたは銀行の案内で確かめる)

☐ デビットカードなど、口座と一緒に解約されるサービスを確かめた

※2026年10月時点の三井住友カード・三菱UFJ銀行の案内より。解約のしかたと、解約の前に必要な手続きは、カード会社や銀行ごとに違います。

確かめ終わったら、持っているカード会社や銀行の公式サイトで「解約」の案内を開き、必要なものと手続きの場所を確かめます。

リボ払いや分割払いの残りがあって、支払いが苦しい人は、返す順番と、これからの困らない使い方をこちらにまとめています。
👉 クレジットカード生活をやめたい人へ。リボ払いと使いすぎから抜け出す、困らない使い方

🏦 使わない口座を放っておくと

💸

長く使っていない口座に、手数料がかかる銀行がある

たとえば三菱UFJ銀行では、2021年7月以降に作った普通預金口座で、2年以上お金の出し入れがないと案内が届き、そのあとも使うか解約するかをしないままだと、年1,320円(税込)が引き落とされます(同じ銀行に定期預金などの資産や借入れがあるときなどは別)

🗃

10年以上取引のない預金は「休眠預金」になる

休眠預金になっても、取引のあった銀行で引き出せます。引き出すときは銀行で手続きをするので、通帳やカードの置き場所と、銀行に届けた住所も確かめておきます

※2026年10月時点の三菱UFJ銀行・金融庁の案内より。手数料があるか、どんな条件かは、銀行ごとに違います。

使わないと決めた口座は、勤めているうちに解約しておくと、辞めたあとに確かめる口座が減ります。
家賃の指定の口座のように、使う場面が決まっている口座は、無理に解約しなくてかまいません。
ただ、「いつか使うかも」で全部残さず、残すものは何に使うかを、書き出し表に書いておきます。

辞めたあとも、毎月の支払いはメインの明細から確かめる

毎月の支払いは、カード・口座・メモの順に確かめる

まとめたあとは、毎月の支払いを確かめるときに見る場所が決まります。
はじめの例なら、カードの明細を3つ行き来しなくても、次の順で見られます。

🔎 毎月の支払いを確かめる順番

💳

メインのカードの利用明細

スマホ代・電気代・カードで買った食費や日用品など

🏦

口座から直接引き落とされる支払い

メインの口座の引き落とし、指定の口座の家賃など

📝

メモ

現金で払ったもの、給料から引かれる寮費、年に1回の支払いなど

カードの明細では、払う額の合計と、使った店ごとの額を分けて見る

カードの明細は、カード会社のアプリや会員向けのページで見られます。
たとえばJCBの明細の画面では、赤い枠の2に今回払う額の合計が、3に使った日・使った店・払い方・払う額の一覧が出ます(画面の並び方は、カード会社ごとに違います)。

MyJCBのカードご利用代金明細の画面。上から、明細の切り替え、今回のお支払い金額の合計、ご利用日・ご利用先・お支払い金額の一覧(JCB公式サイトの画像を引用)
出典:JCB公式サイト「カードご利用明細の見方」(https://www.jcb.co.jp/usage/structure/check/index.html・2026年10月24日取得)。画像は公式サイトのまま(文字・赤い枠・番号も公式のもの)で、明細画面の上の部分を引用しています

このとき、カードの明細と、通帳の「カード代」の引き落としを、両方足さないようにします。
カードの明細で食費やスマホ代を数えたあとに、通帳のカード代をもう一度足すと、同じ支払いを2回数えることになります。

🔎 明細のどこを見るか

🧾

何にいくら使ったかを見るとき

使った日・使った店・払う額の一覧を見る(画像の赤い枠の3)

🏦

口座にいくら入れておくかを見るとき

今回払う額の合計を見る(画像の赤い枠の2)

明細を開いたら、金額だけでなく、覚えのない支払いがないかも見ます。
覚えのない請求があれば、すぐにカード会社に連絡します。

辞めたあと毎月いくら必要かは、ここで数えた額をもとに計算します。
👉 仕事を辞めるなら貯金はいくら?辞めたあと毎月いくら要るか、職人が辞める前に数える方法

辞めたあとに始まる支払いも、メインの口座かカードで払う

🧾 辞めたあとに、自分で払う形に変わることがあるもの

・住民税(給料から引かれなくなった分)

・国民年金の保険料

・国民健康保険の保険料

住民税は前の年の稼ぎにかかるので、給料から引かれなくなった分を、辞めたあとに自分で払うことがあります(払うかどうかや払い方は、辞めた時期や次の仕事で変わります)。

国民年金と国民健康保険の保険料は、次の仕事までに間が空く人が、自分で払う形に変わることがあります(家族の扶養に入る人などは別。扶養の決まりは、健康保険と年金で違います)。

口座からの引き落とし(口座振替)や国民年金のカード払いのように、決まった日に自動で払われる払い方は、メインの口座かカードで申し込むと、払い忘れを防げます(保険料の一部免除を受けている人は、国民年金をカードでは払えません)。住民税をカードで払う場合のように、払うたびに手続きがいる払い方なら、払う期限もメモしておきます(住民税をカードで払うときは、税金のほかに利用料がかかります)。

👉 辞めたあとに来る住民税と保険料(払うのが難しいときの制度も)

辞めたら、カード会社に届けている勤め先も変更します。
会員向けのページや郵送で手続きできるカード会社があるので、持っているカードの案内で確かめます。

支払いをまとめないまま辞めると困ること

カードや口座が散らばったまま辞めると、次のようなことが起きやすくなります。
勤めているうちに支払いを整理しておくと、こうした数え漏れや入金忘れを減らせます。

😣 支払いをまとめないまま辞めると起きることと、防ぎ方

辞めたあとの生活費を少なく数えて、貯金が思ったより早く減る

別のカードの支払いや年に1回の支払いが、数えるときに抜けてしまいます。

✅ 防ぎ方:全部の支払いを書き出し、毎月の支払いはメインの明細から数える(手順①)

口座のお金が足りずに引き落とせず、支払いが遅れる

支払いがいくつもの口座に分かれていると、どの口座にいくら入れておくかが分かりにくくなります。

✅ 防ぎ方:引き落としをメインの口座にまとめ、引き落とし日の前の日までにお金を入れておく(手順③)

使っていない口座に、手数料がかかる

銀行によっては、長く出し入れのない口座に毎年手数料がかかります。

✅ 防ぎ方:使わない口座は、確かめてから解約する(手順④)

カードを全部解約して、辞めたあとに必要になって困る

新しいカードの申し込みは、勤めているうちのほうが進めやすいからです。

✅ 防ぎ方:残す1枚を、勤めているうちに決めておく(手順②)

お金が足りなくなると、次の仕事を比べる間もなく、すぐに入れる仕事を選ばなければならないこともあります。
給料が入っているうちに転職活動を始めておく方法は、こちらにまとめています。
👉 転職活動は辞める前?辞めてから?職人が在職中に始めて分かる、自分の値打ち

まとめ:辞める前に、カードと口座を整理しておこう

  • 持っているカードと口座を、払っているものと一緒に書き出す。年に1回の支払いや、給料から引かれるもの、現金で払うものもメモする
  • 残すカード1枚と、メインの口座を決める。新しいカードの申し込みは勤めているうちのほうが進めやすいので、カードは全部解約せず、1枚は残しておく
  • 支払いをメインに移し、移した先で払えたのを確かめる。引き落とし日の前の日までに、口座にお金を入れておく
  • 使わないカードと口座は、確かめてから解約する。まだ払っていないカード代や入金の予定、一緒に解約されるサービスを確かめる
  • 辞めたあとも、メインの明細から毎月の支払いを確かめる。住民税や国民年金などを自分で払うときは、口座振替など決まった日に自動で払われる払い方を、メインの口座かカードで申し込む。払うたびに手続きがいる払い方なら、払う期限もメモする

カードの特典や銀行の決まりは、これからも変わります。
でも、「支払いをまとめて、毎月見る明細を減らしておくと、辞めても辞めなくても家計を確かめやすい」ことは変わりません。

☝️今日やることは1つだけです。
今月のカードの明細を開いて、払っているものと金額をメモする
ほかのカードや口座で払っているものも、そのメモに足していきます。それが、手順①の書き出し表になります。

カードも口座も、まとめると毎月見る場所が減ります。
給料が入っているうちに、1つずつ整理していきましょう。

辞める前の準備は7つにまとめているので、できるところから始めてみてください。
👉 辞める前の準備7つを見る

🔍 この記事の決まりと数字の出どころ(2026年10月時点)

2026年10月時点の公式ページなどをもとにしています。手数料や手続きのしかたは、銀行やカード会社ごとに違い、変わることもあるので、持っているカードや口座の案内で確かめてください。

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