こんにちは、ゆうペイです!
この記事は、職人を辞めたいけれど何から手をつければいいか分からない人に向けた話です。
体がもたない、給料が上がらない、親方や先輩とうまくいかない。辞めたい理由は人それぞれです。
でも、どんな理由で辞めても、辞めたあとに困りやすいのはお金と住まいのことです。
心の声
もう辞めたい。でも、辞めたあとどうなるんだろう。

その気持ち、わかります。止める気はありません。
ただ、勢いで辞めて、短期のつもりで入った日払いの仕事からそのまま抜け出せなくなった人も見てきました。
辞める前に少しだけ準備をしておけば、辞めたあとに慌てずにすみます。
☝️結論から言うと、辞める前にやっておきたいのは、辞めたあとに入るお金と出ていくお金を数えることと、次に住む所を決めることです。
ほかに何を先に確かめるかは、辞めたい理由で変わります。
7つの準備を全部やらなくても大丈夫です。1つ進めた分だけ、辞めたあとが楽になります。
辞めなかったとしても、やった準備は家計に残ります。
この記事では、職人を辞めたい人向けに、
- 辞めたあとにお金と住まいで困る流れと、その防ぎ方
- 辞めたい理由別に、辞める前に確かめること
- 今すぐ辞めたい人と、もう辞めた人が先にやること
☝️の3つをお伝えします。
自分に近い理由のところから読んでも大丈夫です。
辞めたあとに困りやすいのは、お金と住まいのこと
勢いで辞めると、次の仕事が決まる前に貯金が減っていきます。
そこへ、住民税や保険料の支払いも届きます。
お金と住む所が足りなくなると、次の仕事をゆっくり比べる余裕がなくなってしまいます。
短期のつもりで入った日払いの仕事から、そのまま抜け出せなくなった人もいました。
逃げるように辞めて友達の家に転がり込み、住所が定まらないまま、なかなか次に動けずにいるように見えた人もいました。
☝️悪いのは、辞めた本人ではありません。
お金も住む所も足りないと、次の仕事を急いで選ぶしかなくなる。
そうして条件を比べないまま入った日払いや寮つきの仕事から、抜け出しにくくなるのです。
だから、辞める前に準備をしておきます。


辞めたい理由別:辞める前に確かめること
何を先に確かめるかは、辞めたい理由で変わります。
①〜⑤のうち、自分に近い理由から読んでください。
① 体がきつい・ケガや持病があるなら、辞める前に病院へ
体の状態に合わせたお金の順番は、こちらにまとめています。
👉 ケガや病気で職人を辞めるとき、お金はどうなる?傷病手当金と失業保険の順番
② 給料が安いと感じるなら、手取りで比べる
今の給料を手取りで数える方法と、次の仕事との比べ方は、こちらにまとめています。
👉 職人の給料が安くて辞めたい人へ。辞める前に手取りを比べよう
③ 次に何の仕事をやれるか分からないなら、辞める前に転職活動
働きながら転職活動を始める方法と、会社に知られずに進める方法は、こちらにまとめています。
👉 転職活動は辞める前?辞めてから?職人が在職中に始めて分かる、自分の値打ち
個人で仕事を受ける道を考えている人は、こちらも読んでみてください。
👉 個人事業主の保険・年金・労災は会社員とどう違う?職人が辞める前に確かめること
何の仕事を探せばいいか決まらない人は、現場の経験と資格を、ほかの仕事の言葉に置き換えて探す方法を、こちらにまとめています。
👉 職人から異業種へ転職するなら?経験と資格を生かせる仕事の探し方
④ 寮や社宅を出るなら、次に住む所を勤めているうちに決める
辞めたあと何か月暮らせるかの数え方と、今の住まい別に辞めたら起きることは、こちらにまとめています。
👉 無職だと部屋は借りにくい?職人が辞める前に、住まいと住所を決めておく理由
⑤ 辞めると言い出せない・辞めさせてもらえないなら、辞める手続きの決まりを知る
何日前に、誰に、どう伝えるかと、引き止められたときの決まりは、こちらにまとめています。
👉 退職は何日前に言う?辞めさせてくれないときは?職人が辞めると伝える手続き
辞めるまでの時間で、やる準備を絞る(今すぐ辞めたい人は4つだけ)
辞めたい気持ちが強いほど、準備に使える時間は短くなります。
だから、急いでいる人ほど、やることは少なくて大丈夫です。
今すぐ辞めたい人は、限界のときに先にすることと、辞める前の準備4つのくわしいやり方をこちらにまとめています。
👉 仕事を今すぐ辞めたい職人へ。限界なら先に休む、辞める前の準備4つ
半年より先に辞めたい人は、給料が入るうちに家計を整える準備4つと、辞めるまでの半年の予定表をこちらにまとめています。
👉 半年後に仕事を辞めたい職人へ。辞める前の半年で整える家計の準備4つ
数か月のうちに辞めたい人は、辞める日の決め方と、辞めたい時期から逆に数えた準備の予定表をこちらにまとめています。
👉 退職日はいつがいい?月末か途中か、職人が辞める日の決め方と準備の予定表
時間に余裕があれば、自分の理由のほかに必要な準備がないかも、この表で確かめてください。
| 辞める前の準備 | 読む記事 |
|---|---|
| 01 今の保険と給料を確かめる | 手取りの比べ方 健康保険の見分け方 |
| 02 もらえるお金を確かめる | 雇用保険と失業保険 辞めると伝える手続き 辞める日の決め方 |
| 03 あとから来る請求を確かめる | 住民税と保険料はいつ・いくら |
| 04 体の具合を確かめる | ケガや病気で辞めるときのお金 |
| 05 住まいとカードを確かめる | 住まいと住所の決め方 |
| 06 次にやれる仕事を確かめる | 辞める前の転職活動 個人事業主の保険・年金・労災 |
| 07 毎月の出費を確かめる | 辞めたあと毎月いくら要るか |
もう辞めた人が、今からやること
もう辞めた人も、今から間に合うことがあります。
住む所がない、体の具合が悪いなど困っていることがあれば、まずその相談をします。
そのうえで期限のある手続きを確かめ、手続きと次の仕事探しを並行して進めます。
どの健康保険に切り替えるかは、辞める前に入っていた健康保険の種類や、家族の扶養に入れるかどうかで変わります。
まずは、辞める前に入っていた健康保険の名前を確かめてください。


準備しないまま辞めると、困ること
まとめ:辞めたいと思ったら、辞める前に1つだけ準備しよう
😣 準備しないまま辞めると
・辞めたあとの支払いに慌てる
・住む所や仕事を比べずに選ぶ
・抜けにくい働き方に入りやすい
😊 準備してから辞めると
・入るお金と出ていくお金が分かっている
・次に住む所が決まっている
・次の仕事を比べて選べる
- 辞めたあとに困りやすいのは、お金と住まい。部屋の申し込みや転職活動は、勤めているうちのほうが進めやすい
- 辞めたい理由で、先に確かめることが変わる。体なら病院、給料なら手取り、次の仕事なら転職活動、寮なら次に住む所、言い出せないなら辞める手続きの決まり
- 急いでいる人ほど、やることは少なくていい。もう辞めた人は、困っていることの相談と、期限のある健康保険・年金の切り替えから
制度の決まりや金額は、これからも変わることがあります。
でも、「辞めたあとのお金を数えて、次に住む所を決めてから辞める」ことの大切さは変わりません。
☝️今日やることは1つだけです。
自分に近い理由の「辞める前に確かめること」をやってみる
迷う人は、給与明細と自分の健康保険の名前を見るところから始めてください。
何が引かれていて、どの保険に入っているかが分かると、辞めたあとに何が変わるかが見えてきます。健康保険の名前は、資格確認書やマイナポータルの資格情報で見られます。
👉 自分の健康保険はどれ?職人が見分ける4種類と、辞めたら変わること



辞めるかどうかは、あなたが決めることです。
どちらを選んでも困らないように、準備だけは先に始めておきましょう。
次の仕事を探しておきたい人は、勤めているうちに転職活動を始めておくと安心です。
👉 転職活動は辞める前?辞めてから?職人が在職中に始めて分かる、自分の値打ち
住む所が心配な人は、辞めたあと何か月暮らせるかと合わせて、こちらで確かめてください。
👉 無職だと部屋は借りにくい?職人が辞める前に、住まいと住所を決めておく理由
辞める前の準備は7つにまとめているので、できるところから始めてみてください。
👉 辞める前の準備7つを見る
📚 出典・参考
2026年10月時点の公式ページなどをもとにしています。決まりや金額は変わることがあるので、最新の内容は各窓口で確かめてください。くわしい出典は、それぞれの記事にも載せています。
- 協会けんぽ「傷病手当金」(資格を失ったあとも受け取る条件・退職日に出勤すると、その条件を満たさない)
- 厚生労働省「令和7年 雇用動向調査結果の概要」転職入職者の状況(2025年の転職入職者の賃金変動:増加40.8%・変わらない25.5%・減少31.0%)
- 厚生労働省「Q&A~労働者の皆様へ(基本手当、再就職手当)」(すぐ働けない人は基本手当を受けられない・手続きは住居所を管轄するハローワーク・離職票は会社経由で本人に交付)
- 民法(e-Gov法令検索)(627条=期間の定めのない雇用は申入れから2週間で終了)
- 厚生労働省「確かめよう労働条件」退職、解雇、雇止めなど(会社は任意の退職を強行的に止められない・会社が認めなくても申し入れから原則2週間で終了)
- 厚生労働省「総合労働相談コーナーのご案内」(各都道府県労働局・予約不要・無料)
- SUUMO「無職や休職中でも賃貸物件は借りられる?入居審査の手続きや審査基準について解説!」(入居審査では勤務先や年収、勤続年数などが確認される)
- 横浜市「退職後の住民税は…」(住民税は前年の所得をもとにした額・退職の年の所得の分は翌年6月から納税通知書で納める)
- 厚生労働省「国民健康保険の加入・脱退について」(届け出は14日以内)
- 日本年金機構「国民年金に加入するための手続き」(20歳以上60歳未満で厚生年金に入っていない人は第1号か第3号・第1号は退職日の翌日から14日以内・第3号〈厚生年金に入っている配偶者の扶養〉は配偶者の勤務先を通じて手続き)
- 日本年金機構「会社を退職したときの国民年金の手続き」(退職し、しばらく次の会社に入らない場合は、その期間は国民年金第1号の手続きをして保険料を納める)
- 協会けんぽ「任意継続」(退職日の翌日から20日以内)
- 大阪市「国民健康保険の加入・脱退」(大阪市の場合、届け出が遅れると保険料はさかのぼる・やめたあとに前の保険を使うと医療費を返す)
- 協会けんぽ「医療費の返還が必要になったとき(保険者間調整)」(資格を失ったあとに前の資格で受診すると医療費の返還が必要・受診日に入っている保険から療養費として払い戻しを受けられる場合がある)
- 厚生労働省「確かめよう労働条件」年次有給休暇(退職日をもって年次有給休暇の権利は消滅する)
- 厚生労働省「資格確認方法について」(資格確認書・資格情報のお知らせ・マイナポータルの資格情報画面)



